リハビリテーション部は3つの部署があります
リハビリテーション部
当院リハビリテーション部では現在、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・指圧師が専門医の指示の下で入院や外来、訪問、通所リハビリテーションの診療に携わっています。
回復期リハビリテーション病棟では急性期医療を終え、退院後の生活に必要な機能・能力の獲得するための重要な時期となっており、365日体制でリハビリテーションを提供しています。また一般・地域包括ケア病棟でも一時的に治療が必要になった患者さんに対して機能・能力の維持・向上のためリハビリテーションを提供しています。入院中のリハビリテーションだけでなく外来や訪問、通所リハビリテーションなど在宅で生活を行いながらリハビリテーションを受けることも可能です。
日々の診療業務だけでなく知識・技術の向上のため教育にも力を入れ、患者・家族の支えになれるよう務めています。
リハビリテーション設備
リハビリテーション機能訓練室
歩行補助平行棒
ティルトテーブル
自転車エルゴメーター
2024年度・回復期リハビリテーション病棟データ
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< FIMとは:日常の生活動作の自立度を示す指標 >
FIMとは機能的自立度評価法(Functional Independence Measure)の略で、日常の生活動作の自立度を示す指標です。 食事動作や移動など全18項目を介助量に応じて7段階で点数化し、その合計点で、その方にどの程度介護の手間がかかるかをみています。 最低が18点、最高が126点で点数が高いほど自立した日常生活が送れていることを示しています。 ※FIM利得=退棟時FIM-入棟時FIM (FIM利得が高いほど個別リハビリやリハビリ看護の効果が高いことを示しています)
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< 実績指数とは: リハビリテーションの効果を図る指標の一つ >
回復期リハビリテーション病棟から退院された機能的自立尺度(FIM)が入棟時と比べ、どのくらい回復したかを点数化し、その回復に要した期間(入棟期間)を下記の計算式に当てはめて算出します。

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2024年4月~ 9月 | 2024年7月~ 12月 | 2024年10月~ 2025年3月 | |
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5階病棟 | 51.61 | 53.28 | 50.07 |
6階病棟 | 45.26 | 43.84 | 47.14 |
回復期リハビリテーション病棟を要する状態の区分別内訳(令和7年1月~3月)
5階病棟 | 6階病棟 | |
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脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症後若しくは手術後の状態又は義肢装着訓練を要する状態 | 5名 | 3名 |
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷 | 22名 | 16名 |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節の骨折又は二肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態 | 41名 | 44名 |
外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後の状態 | 3名 | 4名 |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後の状態 | 0名 | 0名 |